象牙印鑑
天然印材の最高級品です。印材の中でも特に耐久性・磨耗性に優れ、印鑑に必要とする条件をすべて満たしています。もっとも印鑑に適した材料という事で、古くから広く愛用されてきました。彫刻にも最適な硬さで、捺印のつきも良く、緻密な彫刻も可能です。気品のある色艶、きめ細やかさで大変美しい質感があります。現在はワシントン条約により一部輸入禁止ですが、条約締結より前に輸入されたものは、認定シールと共に正規に流通しています。また最近では象牙不足が進んでおり、財産価値の見地からも注目を集めております。また、開運印鑑の印材としてもおすすめです。
<象牙断面図>
中心部に近いほどメが細かくなっています
上質象牙…
象牙の中心(芯)に割合近い部分から採取した印材です。象牙は芯に近いほど目が細かく耐久性があり、見た目もまた美しいのです。
当店では印材仕入れ時に中皮層から内側のものから一本一本自分の目で色や目を見て厳選しております。それらを上質として、使用させていただいております。
並質象牙…
当店で使用している並質の象牙は、上図の“外皮層”の部分にあたります。ただ厳密に言いますと、外皮層の中でも表皮層と中間層に分けられるのですが、粗悪な表皮層のものは使っておりません。
芯持ち象牙
…
芯の小さい象牙からしか取れず、その中でも印鑑のながさに切断した象牙の中心から1〜2本しか取れませんので、非常に貴重で流通量の少ないの印鑑です。
象牙印鑑のランク別写真、採取位置など。
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